「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック 8」に収録されてる作品の一つ「冷酷令嬢は従僕獣人と幸せになってみせます」です。
あらすじ
獣人の奴隷を売り、違法に儲けているヴィクトリアの父。
調教だと獣人の子に暴力を振るう父を見て、何度も止めようとしたヴィクトリアだったが、父に逆らうことはできなかった。
そんなある日、一人の獣人の子が地下に連れていかれるのを目撃する。
どうやら、他の獣人よりも野蛮のようで地下牢に入れられてしまったようだ。
「この獣人は野蛮すぎて商品にならない。売れなければ殺して家畜の餌にする」と聞いてしまったヴィクトリアは、獣人を助けるために彼を父の代わりに調教することに。
それから月日は流れ、ヴィクトリアはアンだと名乗る彼との日々を幸せに過ごしていた。
しかし、次第に「野蛮な獣人を使役している冷酷な悪女」だと噂が広まり…
感想
婚約破棄されたヴィクトリアに紳士にプロポーズしたアンですが(自分の正体も明かして)、「飼い慣らされる快感に目覚め…」って!奴隷とか人身売買とかダークな感じだったのに、急なコメディ。
ここ(正体を明かして)からは笑えるポイントもあって、アンの父のがアンの姿を見た時の反応も面白かったです。誘拐された息子が8年ぶりに帰ってきたのに、まずそこなんだなって笑
できれば父親への「ざまぁ」も見たかったけど、王太子への「ざまぁ」にスカッとしたので良し!!です。