「転生したら断罪スタートなんて聞いてませんっ! アンソロジーコミック 3」に収録されてる作品の一つ「本当にあくどい悪役令嬢は、ヒロインの真似事をする。」です。
あらすじ
クララがアカデミーに編入してきた日、ここが乙女ゲームの世界でクララがヒロイン、自分が断罪される悪役令嬢であることを思い出したアリナ。
断罪ルート回避を考えに考えたアリアナは、ある答えにたどり着く。
『悪役令嬢になったのだから、どうせなら相手方を盛大に「ざまぁ」させてやりたい』
そして
『ヒロインの真似をして男たちを味方につければいいじゃない』
と。こうしてアリナはさっそく計画を実行するが…!?
おすすめ漫画
乙女ゲームの世界に転生してしまったシャーロット。彼女が転生したのは名前もない悪役令嬢の取り巻きのモブキャラ、しかも将来は家ごと没落ルートが確定していた!?シナリオ大逆転スカッとファンタジー。
感想
断罪イベントの定番セリフを逆手に取った上手い切り返しや「クララをいじめる動機」への反論……気持ちいいほどスカッとする見事な断罪イベントでした!
ヒロインの常套手段を使って味方になった三人との友情も素敵で、恋もあり。全員がアリナのことが好きになるのかも?と思ったけど、一人だけだったのも良かったです。なぜなら、その告白を応援していた他二人にすごく友情を感じたから。
ざまぁも恋も友情もあって…短編だけど、読み応えのある作品でした!!