「一途に溺愛されて、幸せを掴み取ってみせますわ!異世界アンソロジーコミック」に収録されてる作品の一つ「猫になって王太子を護衛するはずが、なぜか愛をささやかれています!」です。
あらすじ
「魔法の研究ばかりで女らしくない」と言われ、婚約破棄された宮廷魔法使いのアシュリー。
それをきっかけに、結婚しないで仕事人として生きていくことを決意したアシュリーに、ある極秘任務が舞い込む。
「第一王子に暗殺計画の噂がある。君には王子の護衛を頼みたい」
「承知しました」
「猫で」
「はぁ?」
こうして、ウィリアム第一王子に悟れらぬよう猫に変身して護衛をすることになったアシュリーだが…!
感想
優秀で国民を大切にしているウィリアム王子。非の打ちどころがない完璧な人なのに、アシュリーの前では挙動不審になったりテンションが上がったりして可愛かった(完全に不審者)!
そして、猫アシュリーに見せる表情も。猫アシュリーがアシュリー本人だと気付かないで、恋の相談?恋の話をしてしまうんですが、その内容が面白くて。完璧な王子様がこんなにもクヨクヨするんだなと思いました笑
ちなみに「ざまぁ」はないかと思っていたけど、意外な形で「ざまぁ」あり。最後までクズだったアシュリーの元婚約者は、たぶん死罪なんだろうな。