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「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック ざまぁ編 2」の作品の中の一つ「氷の薔薇姫と獣の国の王太子」。
主人公は、見た目のせいで周りから悪女だと噂されているフェリシテです。
そんなある日、ついに腹違いの妹をいじめたという罪(腹違いの妹の策略)で第二王子から婚約破棄をされることに。
さらに、その罪と引き換えに残忍で冷酷なゼルラーンの王太子に嫁ぐことを命じられてしまいます。
あの「蛮国の王国」に嫁ぐことになったフェリシテ…
非公式でやってきた獣人・セルラーン王太子や美しい従者たちをもてなしますが…!
という始まりです。
公爵令嬢のリディの婚約者は、“完全無欠”と名高い王太子のフリード。いくら美形だろうと、一夫多妻制の王族に嫁ぐなんて絶対に嫌!悩んだリディが婚約破棄のために思いついたのは、とんでもない計画だった――!
モフモフのセルラーン王太子の表情で、なんとなく想像がつきましたが
実はモフモフ王太子が従者で、美しい従者が王太子。
それに気づきながらも面白かったです。
なんと言っても、フェリシテが良い子。
事実無根なのに「戦争になってしまうから…」と嫁ぐ覚悟もして、恐いと思っていてもちゃんと「お客様」として扱う。
本当の悪女は繊細だと言われている腹違いの妹なのに、周りが本当にバカでした。
でも、一人だけフェリシテのことを理解しているメイドがいるのは良かった。
「お嬢様は人が良すぎです!性格もその顔くらい邪悪ならよかったのに…!」
というのはあんまりでしたけど笑
モフモフも可愛かったし王太子は聡明で、できれば連載してほしいなと思うほど好みな作品でした。