【ネタバレ感想】笑いあり、切なさありの「軽い気持ちで替え玉になったらとんでもない夫がついてきた。」

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あらすじ

貧乏な花売り娘のリーは、ひょんなことから自分そっくりのお金持ちな奥様の「替え玉」になることに。夢の贅沢暮らしがスタート!


と思いきや、待っていたのは旦那様の異常なほどの溺愛!その上、能天気なリーはうっかりを連発し、いきなり替え玉だとバレそうになって――!?



感想

過酷な生い立ちにも関らず、能天気ピュアで底なしに明るい「リー」が自分ソックリな女性の替え玉になるところから。


溺愛というか、もはや病気(ヤンデレの病みが多い感じ)の旦那様の替え玉妻となったリーですが、上手くやるために必要な心得にまずびっくり。呪文のような返事が必要って恐い、恐い。


だけど、それを斜め上に受け止めるリーにもっとびっくりでした。この作品が暗くならないのは、きっとリーの明るさと純粋さがあったから。リーの斜め上の考え方や言動がとにかく面白くて何度も笑ってしまいました!


その純粋さと明るさが、切なくもあったのは旦那様に嘘をついているとはっきり自覚をしたときかな。この時のリーのセリフが、かなりずっしりときた。トマが涙を流しながらリーを抱きしめたのがよく分かるほどずっしり。


だけど、実はバレていたという…。あんなに本物の奥様を監禁か!?とツッコみたくなるくらい溺愛?していたのに、今まで替え玉だということに気付けなかったの?と思うけど、それには事情があり。


バレてもリーのことを好きだと気付いて、そのまま二人で仲良く…とはいかない展開に切なくなりましたが、リーのことを一番理解してたトマがいてくれてよかった!!笑いあり、ほっこりあり、切なさありの作品でした。