【ネタバレ感想】「私は悪役令嬢なんかじゃないっ‼ 闇使いだからって必ずしも悪役だと思うなよ」

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あらすじ

主人公は、前世で読んでいた小説の悪役令嬢に転生してしまったクローディア。


闇の精霊王・ジェラルドの加護を受けているクローディアは、両親からもみんなからも嫌われて最期はヒロインに殺される運命にあった。


前世でも両親に疎まれて今世でも厄介者……でも待って!私はこの物語を知ってる。ということは上手くやれば最悪な結末を回避できるかもしれない!


そう考えたクローディアは、周りから好かれるように頑張ろうとしますが…




感想

闇の精霊王の加護を持ってることは変えられないけど、周りから好かれようと努力したクローディア。


だけど、兄と昔からいる執事以外からは恐れられてしまいます。両親からも。


まだ幼いクローディアが母と父から忌避されて傷つかないわけがない。生まれたばかりの赤ちゃんを助けただけなのに、疑われたクローディアに涙でした。


だから余計に、クローディアの本質をちゃんとわかってくれる友人、兄、殿下たち…そして、みんなからは恐れられているけど、クローディアは見守り助けてくれるジェラルドがそばにいてくれたことは救いに感じました。


同じく転生者であるヒロインの動きや、クローディアを陥れようとしている黒幕は誰なのかという不穏な動きもあって面白かったです。