婚約者である王太子殿下から「聖女の名を語る偽物」だと言われ、その罰として“魔族の生贄”に指名されてしまったアーシャ。
怒りで今にも国を滅亡させてしまいそうな精霊たちと一緒に、魔族の支配領域に赴いたアーシャはいきなり魔王城に招かれてしまい…！？
しかも、殺されると思ったのに魔王様から求婚されてしまったアーシャは、戸惑いながらも「三食のごはん」を条件に引き受けます。
こうして、生贄聖女・アーシャは三食夜食おやつ付きの魔族ライフを始めることに…
という始まりです。
明るくて前向きだけど毒舌気味（無自覚）な聖女・アーシャと口の悪さがコントみたいな精霊たちに何度も笑わせてもらい、かわいくて個性豊かな魔族たちに癒されました。
めっちゃおすすめの笑いありのほのぼの作品です！！では、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ
「お前は本物の聖女ではなかったのだ」
婚約者である王太子から聖女・アーシャは突如として偽聖女発言をされ、婚約破棄され、そして魔族の生贄として人身御供となることになってしまった…！
魔王に捕えられ無惨に殺されるかと思いきや、いきなり求婚されてしまったのですが！？
それならば、魔王様のお役に立ってみせますとも！？
三食夜食おやつ付き、アーシャの魔王様との契約結婚生活が幕を開ける！
感想
アーシャの明るく前向きな性格（でも無自覚な毒舌）とモフット族たちが癒し要素だとしたら、口の悪い妖精たちはコメディ、そしてイケメンで優しい魔王がラブ……絶妙なバランスでできている作品だと思います。
魔族の支配領域での暮らしは本当に穏やかで、「おっ、不穏な空気…」と思っていたらものすごく可愛い展開になったり。
ただ、謎も多いし…アーシャの元婚約者の新しい婚約者（聖女？）の企みもあるので、そのあたりも楽しめる作品だと思います。
