【ネタバレ感想】最高に面白い!「継母の心得」は笑えて、可愛いさに癒されて、ジレジレにキュンとして。

実際に読んだ漫画や観た映画・アニメなどのレビューです。本ページはプロモーションを含みます。



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あらすじ

病気でこの世を去ることになった山崎美咲。ところが目を覚ますと、生前読んでいたマンガの世界に転生していた。


しかも、幼少期の主人公を虐待する悪辣な継母キャラとして……。前世の記憶を取り戻したのは結婚式の前日で、もはや逃げようもない。とにかく虐待しないようにしよう、と決意して対面した継子は――めちゃくちゃ可愛いんですけどー!!! 


ついつい前世の知識を駆使して子育てに奮闘しているうちに、超絶冷たかった旦那様の態度も変わってきて……!? 


義息子のためならチートにもなっちゃう!愛とオタクの力で異世界の育児事情を変える、異色の子育てファンタジー



感想

なぜこの作品を今まで読まなかったんだー!と後悔するほど面白かった。


前世の知識やオタク知識を活かした絵本やオモチャ、子供用の食器。最初は孤独から言葉を話せなかった三歳のノアのために作ったものでしたが、それが貴族たちの育児事情を改革するまでに発展。その過程がすごく面白かった(まさかの2.5次元まで笑)です。


そして、なんと言ってもノアとアス殿下(ノアの一つ上)の可愛らしさ!ノアとアス殿下の文通の内容がもう本当にかわいくて、たまりませんでした。二人で一生懸命大きくなる方法を考えるんですが、その発想が…笑


そんな可愛いノアを「見てるだけで吐き気がする」のが、ノアの父でもありイザベルの夫でもあるテオバルド。テオバルドにはトラウマがあって、女嫌いの延長でノアを見るのも無理なのです。だけど、イザベルと関わるようになり少しづつ親子関係が改善。


最初こそイザベルのこと毛嫌いしていたテオバルドも無自覚にイザベルを溺愛するようになり、意識して溺愛するようになり。


勇気を出して、イザベルに「契約を変更したい」「一緒に寝たい」アピールをしますが、妖精たちに邪魔されて落ち込むシーンには爆笑でした(妖精たちのツッコミも面白い!)笑


マンガのシナリオ通り、皇宮に悪魔が入り込んでいたり、イザベルとテオバルドが毒を飲まされたりとハラハラするシーンもあるけど、笑えるシーンやほっこりするシーンが多くて読んでいて楽しかったです!