「悪役令嬢は溺愛エンドを回避できません! アンソロジー」に収録されてる作品の一つ「悪役令嬢に転生したので婚約者に愛されることを諦めて、幼少期に塩対応してたらどうも未来が変わったようです」です。
あらすじ
いずれ断罪される悪役令嬢レオナに転生した主人公。
その原因となるエヴラールとの婚約を破棄しようとするも、なぜか彼は「俺もレオナのヒーローになりたい」とレオナに懐き始める。
そんな彼に次第に惹かれていくレオナだったが、ついにヒロインが現れて…!?
感想
転生者ヒロインの登場で、二人と距離を取るレオナ(断罪回避のため)。逆ハーレムを狙う転生者ヒロインが、なかなか落ちないエヴラールに魔女のクッキー(相手を魅了する)を食べさせたことで事態が急変します。
エヴラールが庇ったのが転生者ヒロインだったから、これどういう展開?と思ったけど、庇った理由が転生者ヒロインに落ちたからじゃなくてよかった!!
そもそも、ゲームのチートアイテムに打ち勝つほどの愛の重さってすごいなって。
前世でプレイしていたゲームだけど、現実だということを理解できなかった転生者ヒロインの末路が悲惨でした。