「救国の聖女ですが、国外追放されちゃいました~!? アンソロジーコミック 3」に収録されてる作品の一つ「婚約破棄された聖女は囚われる」。
愚かな王太子と自称聖女の「ざまぁ」でスッキリしました~。
人間は魔族よりも禍々しい…たしかに。
ストーリーを少し書くと
主人公は、3歳の頃に聖女として見出され、言われるがままに王太子と婚約した聖女・アリア。
幼い頃は友情を育んでいたアリアと王太子ですが、成長するについて王太子は、不特定の女性と遊ぶように…。
そして、ついにアリアは王太子からいわれのない罪で婚約破棄&国外追放を言い渡されます。
しかし、そこに
「ご英断ありがとうございます!私のために婚約破棄、さらには国外追放まで」
と不敵に笑うクラスメイト・ジェラールが現れて…!?
という始まりです。
この作品、短編だけど深い。しっかり描かれています。
教会と王家がなぜ聖女を囲む必要があったのか、聖女との婚姻の意味…
罪のない民のその後、ジェラールとアリアの出会い…
なかなか読み応えのある作品でした。
そして、愚かな王太子と自称聖女がちゃんと制裁されてスッキリ。
無知とは恐ろしいことですよね。誰も教えてくれなかったのか、知ろうともしなかったのか…。