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あらすじ
主人公は、「悲劇のヒロインぶる妹」のせいで家族から虐げられ
婚約者からも婚約破棄をされてしまった聖女・レイア。
どんなに努力しても、ジルの話を聞いた皆から悪者扱いされるレイアは
ついに限界がきてしまいます。
そんな時、やはり「聖女・レイアは妹を虐めている」という噂を信じているエリック殿下と出会い…
感想
この妹・ジルが本当に厄介な女で、聖女になれなかったのは姉のせい、姉に虐められていると吹聴しながら責められると誤解だと言う…
自分は絶対に悪くなくて、悪いのは全部周り。泣けば許されると思っている女なのです。
被害妄想がすごくて、話もまったく通じない。
読んでいて本当にイラっとさせられるけど、これは盛大なざまぁが期待できる!と楽しみにしています(エリック殿下がジルの涙をバカにするシーンがあるのですが、そのシーンが最高だった。もっと言ってやれ!って。)笑
そして、エリック殿下とレイア。
出会いは良くなかったけど、エリックの護衛(レイアの監視も込みで)となったレイアの活躍や深まる絆…
二人が結ばれるのも早いのでは?と思いましたが
良いことをしようとすると悪いやつらが動きだすわけで…。
それにあの妹・ジルも登場したりします。
仕組まれた事件、意外な黒幕…なかなか読み応えのある作品だと思いました。