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「悪役令嬢にハッピーエンドの祝福を!アンソロジーコミック 2巻」に収録されてる作品の一つ「婚約破棄を告げられましたが、理由がわからなかったので思うところを述べていったら、謝罪された件について」。
この作品「ざまぁ」が斬新で、婚約破棄したアランがどんどん追い詰められていくのが
めっちゃ面白かったです。素直すぎるって恐ろしい…笑
ストーリーを少し書くと…
主人公は、アランの婚約者でバーナード公爵家令嬢・ディアナの侍女をしているミリアム。
「妻になるものの心得」をアランから学んでいるミリアムは
アランの言うことを素直に聞いて、常にサポートをしてきました。
そんなある日、ミリアムは突然アランから
「お前のような非道な女とは婚約破棄する!」
と宣言されてしまいます。
しかし、まったく「非道」が思い当たらないミリアムは
「これのことか、あれのことか…?」
と口にし始めて…?
という始まりです。
「妻の心得」を説いて、ミリアムを良いように使ってきた(ミリアムがよく分からないうちに反撃もされてるけど)アラン。
それが結果的に自分で自分の首をしめることになってしまいます笑
なぜならミリアムが本当にそれを信じてしまっていたから。
皆の前で醜態をさらすことになったアランの反応がめっちゃ面白かったです(ミリアムだけはよく分かってない)。
さらに、浮気相手の前でのミリアムの(アランにとっての)失言は、アランへのトドメでした笑!!
この作品、連載版にならないかな。
後日談に書かれていた文官との恋…素直すぎるミリアムがどんな恋愛をするのか読んでみたいです。