「婚約破棄されましたが、幸せに暮らしておりますわ!アンソロジーコミック 6」に収録されてる作品の一つ「駆け落ち予定という妹の脅しで、婚約者を交換しました。代わりに呪われ公爵さまのお飾りの妻になりましたが、推しのお世話係は完全にご褒美です」です。
あらすじ
自分の婚約者と妹が愛し合ってると知り、二人を祝福したジョアンは、妹の提案で妹の婚約者と婚約することに。
しかし、妹の婚約者が呪われた救国の英雄だと知ると動揺する。
「無理よ!そんなの…絶対に無理!!死んでしまうわ!!」
そんな姉の姿を見て満足そうにクスクス笑う妹。しかし、ジョアンは恐ろしくて震えていたのではない。
そう、ジョアンは推しとの婚約に爆死しそうになっていたのだ。
こうして、推しの公爵様(救国の英雄)に嫁ぐことになったジョアン。
しかし、公爵邸で「旦那様にはお会いできません」と言われてしまい…!?
感想
公爵様に会えないどころか、執事であるラリーに監視されることになったジョアン。
このラリーが公爵様なんだろうな…というところまでは想像がついたけど、予想を上回ってきた!!よくできてる!!
てっきりメイドたちの会話はラリーとジョアンの仲を疑っているから…だと思ってたけど、呪いによるものでした(「気が触れたのよ」というところ)。
ラリーがジョアンに冷たかったのも「絶対に無理!!死んでしまうわ!!」の解釈違い笑
ちなみに、妹へのスカッとも笑えるものでした。本人は大変だろうけど、周りを笑わせてくれるんじゃないかな(バカにされるの間違いかな?笑)。