【ネタバレ感想】空っぽ聖女として捨てられたはずが、嫁ぎ先の皇帝陛下に溺愛されています

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あらすじ

成長とともに魔力が減り続け「無能な空っぽ聖女」と虐げられているティアナ。


そんなある日、大聖女シルヴィアから“呪われた帝国”に行くよう命じられる。


魔の皇妃として送り出されたティアナだが、なんとその道中で暗殺者が。


剣を突き付けられ、もうここまでかと思われたその瞬間、ティアナは大聖女エルセだった前世の記憶を思い出す。


そのおかげで無事に帝国にたどり着いたティアナだったが、夫になるのは皇帝であり、前世での弟子フェリクスだった。


しかも、エルセを想い続けるフェリクスに「これは国が安定するまでの契約結婚です」に言われてしまい…。



感想

二人で呪いの浄化をするうちに、次第にフェリクスはティアナにエルセを見るようになるわけですが


前世のティアナへの想いもしっかり描かれているので、ティアナがエルセだと分かった時のシーンは感動でした。


だけど、それからは“こじらせた初恋が一気に溺愛”に笑


恋愛に疎いティアナの言動に一喜一憂してしまうフェリクスが可愛かったです(愛が重いけど)。


恋愛面ではとろけてしまうほどの溺愛が楽しめて、呪いや呪いの黒幕というミステリー要素もあって、ワクワクする作品でした。