「婚約破棄されましたが、幸せに暮らしておりますわ!アンソロジーコミック 5」に収録されてる作品の一つ「初恋はざまぁのあとで」です。
あらすじ
幼い頃から、カイン・クリントン公爵令息の正妻候補として厳しく育てられてきたロゼッタ。
しかし、すべてにおいて監視される生活に疲れ果てていたロゼッタは、婚約を祝う夜会で倒れてしまう。
この一件で婚約者も家も未来も失ってしまったロゼッタ。
「すべてを包まれたい」と涙を流しながら海に入っていくと、自殺だと勘違いした異国の男性に助けられるが…。
感想
ユージンと出会い、自分の人生にはなかった「考え方」や「生き方」を知ったロゼッタ。
そんなロゼッタが、幼い頃から教えられてきた「正しさ」と「自由」を選ぶのは困難なこと。
いや、もう本当に元婚約者が嫌なやつで、選択を迫られたロゼッタのそばにユージンがいてよかったと思います。
ユージンとロゼッタはその流れからスムーズに恋人になるのかと思いきや……え?別れ?と。
ちょっと悲しい?展開になったのは、テーマにロゼッタの「自分の意思で選ぶ」というのがあるからかな。
ロマンチックな結末にさすが海の男と思いました笑