父を始め、殿下や陛下にまで溺愛されているエマ。
スライムの一件で顔に傷ができてしまいましたが、それは変わらず…というよりもむしろ保護欲を掻き立てるようで。
そんなエマが原因でスチュワート家は悲しみに包まれ、仁義なき戦いが始まってしまうというシーンがあるのですが(原作(ライトノベル)の4巻より)、それがすっごく笑えるのです!この作品らしい原因と仁義なき戦い!!
では、そんな仁義なき戦いが描かれている原作(ライトノベル)の4巻について書いていきますね。
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悲しみに包まれたスチュワート家
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スチュワート家が王都へ旅立った後、領主代行として仕事をしていたアーバン(エマを溺愛しているエマの叔父)。
そんな彼に一通の手紙が届きます。
「……嘘だろう…。そんなバカな事……」
その手紙を読んだアーバンは、苦渋の決断とばかりに青ざめた顔で使用人に
「一族を……召集……してくれ」
と指示を出します。滅多なことで一族召集などしないのにと困惑する使用人でしたが、手紙を読んだ後
「これは一大事どころじゃない!大惨事が起こりかねない」と急いで各地の一族に召集の報せを出すのでした。
大惨事が起こりかねない手紙の内容とは?
アーバンの召集により集結した一族の男たち。
普段魔物狩りをしていることもあり、その見た目はゴリラみたいだったり、使用人が怯えるほどの強面でいかつかったり。
「ショックを受ける報せだ」と皆を心配するアーバンに、一族の男たちは「今まで、どんな困難も乗り越えてきた。大丈夫だ、安心しろ」と答えますが、アーバンの話を聞いた一族の男たちは号泣します(老け込んだりもします)。
その手紙の内容とは…
「学園の夏季休暇に家族全員帰らない」
それはつまり……エマが帰ってこないということ!そう、エマを溺愛している一族の男たちにとって、エマに会えないという事実は受け入れがたいものだったのです。
仁義なき戦いが始まった……が。
エマに会えないというストレス?から、エマを巡って険悪な雰囲気なる一族の男たち。
鉄板を仕込んである机に拳をめりこませたり、煉瓦の壁をボコボコにしたり…このままでは家が壊れるのではないかと思いきや
そこに救世主たちが現れます。
それは、屈強な男たちでも敵わない「スチュワート家婦人会」の面々。
つまり、奥様方なのですが「さすが!」と言わずにはいられない手腕でした。
まとめ
おじさんホイホイのエマを溺愛している一族の男たち。
エマに会えないという事実により、スチュワート家は悲しみに包まれたのです。
それにしても、スチュワート家の使用人はこの状況に慣れすぎてて笑ってしまいました。
損害賠償を後で請求するためにメモを取ったり、一族の男たちが連れていかれた後のアーバンへの対応だったり。
どこまでも面白い作品で、読んでいると元気になれます!!