よく知らない乙女ゲームに転生した悪役令嬢(たぶん)・エマ。
政治の戦に負けたことにより、聖女をいじめたという無実の罪で地味に断罪されたエマ…
そんなエマへの罰は、なんと国で一番醜いと言われているルース辺境伯との婚約!!
父や陛下、元婚約者・王太子殿下が心配そうにエマを見つめるなか
ただ一人、エマだけは
「ただのご褒美じゃないですかっ!!」
と喜んで…!?
という始まりです。
この作品、めっちゃ面白かった!!
そもそも、この世界の美醜の常識はだいぶ変わっていて「髪の色=神の祝福」のあらわれ。
つまり
「美=髪の色が濃い」なのです。
エマが婚約するルース辺境伯の髪は「色なし(エマから言わせればシルバー)」。
だから、ものすごく醜い男性ということ。
でも、そんな常識が転生者であるエマにあるわけはなく、ルース(先の戦いで助けてくれたこともあり)との婚約を喜ぶわけですが…
陛下や聖女、父、王太子殿下(元婚約者)のエマへの心配の仕方がすごい笑(エマが無実だとみんな知ってる。けど政治的に断罪された)!!
なによりも、ルースのネガティブ発想にめっちゃ笑いました。こんなイケメン男性は初めて笑
幼少期からずっと醜いと言われて育ったわけですから(それが常識だし)
仕方がないと言えば仕方がないけど仕えてる執事まで、だいぶ失礼なことを言ってて爆笑でした。
ツッコミどころが満載のラブコメ。めっちゃおすすめです。
では、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ
知らない乙女ゲームの世界に転生したエマニュエルは、気が付けば悪役令嬢として断罪されていた。
しかし、言い渡された罰は国で一番ブサイクな辺境伯・ルースとの婚姻!
初めて会った日に自分の身を顧みず助けてくれた彼に気持ちが募るも、美醜感覚が前世と異なる価値観のせいでルースは自信を失っていて!?
「ご無理をなさらずとも大丈夫ですよ」
人格も容姿も最高にいいのにもったいない──この恋、私が叶えてみせる!
感想
髪の色がないため、国一番のブサイクと言われているルース。
自分に優しくしてくれたエマを助けたいがために、エマの婚約者として名乗り上げたルースですが
「まさか了承してくれるなんて!」と執事と一緒にめっちゃ動揺。
これが冒頭あたりのシーンですが、もうこの時点で面白くて笑ってしまいました笑!!
エマからの了承の手紙を17回も読み直して、内容が変わらないか確認したり、執事と一緒に
「え?いや、おかしいよな!?もっとこうごねられて引き伸ばされる予定だっただろ!?」
「当然にございます!」
あげくの果てには
「自分と婚約をするなんて、エマの置かれてる現状がそれほどまでに辛いものなのか」
と。幼少期からブサイクだち言われ続けてきたから、仕方がないことだと思うのですが、面白いくらいにネガティブなのです笑
めっちゃネガティブなルースと好きを隠さないエマとのラブコメ(両想いなのに、片思いみたいなラブコメというか笑)。
ハッピーエンドになるまでの過程が本当に笑えます!!