【ネタバレ感想】「弱虫令嬢とカエルの手引き」/死に戻り令嬢は、完璧な幸せを手に入れた アンソロジーコミック 2

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「死に戻り令嬢は、完璧な幸せを手に入れた アンソロジーコミック 2」に収録されてる作品の一つ「弱虫令嬢とカエルの手引き」です。

あらすじ

何者かに陥れられて、無実の罪で処刑されることになったエルシィ。


人前で自分の言葉を伝えることが苦手なエルシィは、無実でありながら最期まで弁明することなく、憧れの第二王子の目の前で命を絶たれた……はずだったが、目を覚ますと処刑される半年前に戻っていた!?


しかも、目の前には「今度こそお嬢様が処刑を免れるよう手助けをする。疑いを晴らし真犯人を見つけ出しましょう!」と言うカエルがいて…。


エルシィが処刑されないためには、無実であることを事件があったパーティーで証明することだけ。でも、証拠が揃ってもエルシィが周りに伝えられなければ意味がない。


そこで、カエルとエルシィは真犯人探しや証拠集めのほかに、エルシィの性格を変える特訓を始めて…。


感想

犯人探しの鍵となるお茶会やエルシィにしか分からない無実を証明する方法、カエルの正体、感動的な結末…短編でありながらしっかりとしたミステリーで、しかもあんなに感動的なラスト(カエルの正体が分かるシーン)があるなんて!!


カエルの正体は最後まで気付けなかった~。何気ないエルシィの一言も処刑シーンも伏線だったとは。


「それ“で”いいより、それ“が”いい」でハッピーエンド!素敵な作品でした。