あらすじ
目を覚ますと記憶喪失になっていたシャーロット。
どうやら、「稀代の聖女」だったらしいが、神力を封じ込められたらしい。
でも、そんなことどうでもいい!!だって、夫・オズヴァルト様が素敵すぎるから…!
オズヴァルトの美しい容姿に一目惚れしてしまったシャーロット。しかし、オズヴァルトからは
「俺は君のことを憎んでいる。」の一言と冷たい視線だけだった。
どうやら、過去のシャーロットは残虐な振る舞いで人々を苦しめていたらしい。
だからこそ、オズヴァルト様は監視役として結婚してくれたのかも…。
そう思ったシャーロットは「覚えていない」などと責任逃れはしないよう記憶喪失であることは隠し、オズヴァルトの役に立とうと決意するが…!
感想
全力でオズヴァルトを推しているワンコ系なシャーロットと飼い主みたいなオズヴァルトのハイテンションラブコメディ。
とにかくシャーロットのオズヴァルトへの重すぎる愛にも、そんな彼女に戸惑い翻弄されるオズヴァルトにも何度も笑いました(犬のしつけみたいなやり取りが好き)。
笑えるシーンが多かったので、もう本当に「ハイテンションラブコメディ」という言葉がぴったりな作品だと思っていましたが…まさかのシリアス展開になるのです。
「悪虐聖女」にも理由があって、それにオズヴァルトの過去もリンクするという複雑で泣ける感じに(シャーロットの性格が明るくなかったら、この物語自体ラブコメではなかったかも)。
ただ、そんなシリアス展開にも、シャーロットの推し愛は止まらなくて「さすがだ」と思ってしまいました笑