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「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック 8」に収録されてる作品の一つ「ヒロインの娘ですが、どうやら私は悪役令嬢のようです」。
主人公は、乙女ゲームのヒロインだった母を持つナタリア。
婚約者である殿下の浮気相手・フローラに悪事を働いた罪で、婚約破棄を言い渡されます。
記憶のない罪で断罪されたナタリアですが、そもそも殿下に興味のないナタリアは
これをあっさり承諾。
しかし、そこに現れたのが国王陛下と両親で…!?
という始まりです。
ナタリアの母がヒロインだったということがポイント。
ヒロインといえば、何もしてなくても攻略対象たちが寄ってくるキャラなわけですが
その一人が国王陛下だったのです笑
まだ諦めてなかったのかい!とツッコミたくなりますが
国王陛下は自分と一番似ている殿下をナタリアと結婚させようとしていました。
気持ちわるい…笑
それにしても、リオン殿下の策士っぷりがすごい!
兄の婚約者だから諦めようと思っていた…と言っていたけど
そこまで手を回してたんだもん、絶対奪おうとしていたと思います笑
タイトルの「どうやら私は悪役令嬢のようです」についても
結末で回収しているし、ヒロインだった母が断罪されたという理由もそこで回収。短編なのに見事でした。