「悪役令嬢? いいえお転婆娘です~ざまぁなんて言いません~アンソロジーコミック」に収録されてる作品の一つ「悪役女王に転生したので断罪回避のために弟に嫌われようとしたけれど、失敗しました」です。
あらすじ
「今日からお前の弟になるエルベルトだ」と弟を紹介された瞬間、前世の記憶を思い出したアンネリセ。
アンネリセ女王と言えば、エルベルトに首を落とされてしまう悪役女王!
自分の運命に動揺するアンネリセだったが、ふと断罪の原因を思い出す。
断罪の原因は、エルベルトをいじめていたことと悪政で民を苦しめたこと。
「……そうよ。それならエルベルトに王位を渡してしまえばいいんじゃない……?」
断罪回避の最終目標は、エルベルトを国王にすること!そのために、アンネリセは自ら女王となり、エルベルトにやんわり嫌われようキャンペーンを実施するが…!?
感想
短編でありながら設定がしっかりしてる!!アンネリセと国王陛下が抱えている爆弾とか。
その爆弾を逆手にとって、アンネリセは国王陛下に退位を迫り、自らが女王となる。そして、エルベルトを国王にするために「やんわり嫌われようキャンペーン」を実施するわけですが
全部バレバレだった笑!!しかも、アンネリセってば「そんなことしてたの?それはバレるわ」という事実まで明らかになって笑
二人が結婚することになっても、ほとんどの人が驚かなかったという結末にも笑ってしまいました(みんなにバレバレ)。