【ネタバレ感想】「家族に役立たずと言われ続けたわたしが、魔性の公爵騎士様の最愛になるまで」

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「母を死なせてしまった」償いとして、父と姉からの虐待に必死で耐えてきたエルマ。


そんなある日、エルマは森で魔性の公爵騎士・ユーグリークと出会います。


どんな女性をも魅了してしまう(魔性)ユーグリーク…ですが、エルマにはまったく効かず…


魔性が効かないエルマに興味を持ったユーグリークは


エルマと親しくなろうとするうちに、エルマの境遇に気付き


自分の城に連れ帰り…!?


という始まりです。


なかなか強引で情熱的なユーグリークですが、魔性を持っていることで


人付き合いも苦手で恋愛もしたことがない。


そのため、かなりヘタレです笑


一方、エルマもずっと虐待を受けていたから自己評価が低め。


そのせいで、互いに素直になれず(というよりもどうしていいのか分からない?)すれ違い…という状況が続きますが


そのモダモダした感じが可愛かったです。


恋愛だけではなく、エルマが少しづつ取り戻していく記憶によって


明らかになる父と姉の真相…。


これが本当に衝撃的でした。


では、あらすじと感想を書いていきますね。


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あらすじ

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家族に虐げられてきたエルマは、ある日“氷の魔性”と恐れられる覆面の騎士に出会う。


彼は自身の美貌で相手を魅了してしまう“魔性”の力をもっていた。


しかし、この力が効かないエルマに興味を抱いた男はエルマの不遇を知り、強引に家から連れ出すことに!?



感想

境遇が境遇だったことにより、互いに不器用で可愛かったです。


そんな二人を応援している、みんなも温かくてすごくよかった(ユーグリークの愛馬も含めて)!


さて、ストーリーが進んでいくなかで、少しづづエルマは記憶を取り戻していきます。


そのおかげで真相が明らかになっていくのですが


明らかになったことによって、どれほど父と姉が最低なのかが分かることに。


なぜエルマを虐待したのか…最低すぎて言葉を失います。


その罰はかなりひどいものだったけど、それだけのことをしたから仕方ない。


なかなか読み応えのある作品でした。