「悪役令嬢にハッピーエンドの祝福を!アンソロジーコミック 3巻」に収録されてる作品の一つ「悪役令嬢自爆テロ 婚約破棄されたので国ごと道連れにします」です。
あらすじ
聖女マリンをいじめた罪で、王太子から婚約破棄を言い渡された神官ローゼリッタ。
私は、非常識な聖女マリンの教育係として注意をしただけ。王太子の浮気で婚約破棄なんてとんでもないから私に罪をなすりつけたのね。
この尻ぬぐいが出きるのは陛下だけだわ。
そう思いながら陛下の言葉を待つローゼリッタだったが、神の権威を自分のものにしたい王家に嵌められたことに気付く。
権力者に“神”が利用されることだけはあってはならない!それならば…
と、ローゼリッタは「申し訳ございませんでしたー!!」と土下座をする。
けっして王太子や陛下、聖女に土下座をしているわけではない。
なんとローゼリッタが謝罪したのは“神”だった。
しかし、この神はとてつもなく大雑把で…!?
感想
神と対話ができるローゼリッタ。この神様がとてつもなく大ざっぱで思わずプッと笑ってしまいました。
大ざっぱな神様に願うって恐ろしい。願いは叶うけど叶いすぎるというか笑(しかも良いことしてると思ってる)!!
そんな神様とローゼリッタの会話が面白かったです。二人の会話に動揺する王太子や陛下も。
浮気相手の聖女は改心したのは意外だったけど、王太子と陛下には罰が与えられてスッキリしました!