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あらすじ
「お前のように地味で目立たなくてウジウジした奴は我が妻にふさわしくない!」
舞踏会で婚約者である王子から婚約破棄を言い渡されたイングリッドは、殿下が流した悪評のせいでみんなの笑い者になっていた。
「奇跡でも起きない限り、この状況は変えられないだろう」と思っていたイングリッドだったが……奇跡が起こる。
なんと、初対面であるゲオルグから求婚されたのだ。
しかし、彼はとんでもないことを言い出して…
「僕と結婚する代わりに悪役令嬢になってほしい」
婚約破棄されるわ、おかしな噂は立つわ、ゲオルグみたいな変な人に目を付けられ、もう散々だと思ったイングリッドだったが、ゲオルグの言葉で悪役令嬢を目指すことに!
こうして、悪役令嬢になるためゲオルグの指導を受けることになったイングリッドだが、彼の指導はとても厳しいもので…!
感想
イングリッドが元婚約者を見返すことができたのは、間違いなくゲオルグのおかげなんだけど……なんだけどゲオルグのヤバさに何度も笑ってしまいました。
まさか、自分が悪役令嬢になれるように努力した過去があるとは!その経験が、イングリッドの指導(「高笑いの練習」や「相手の欠点をネチネチと責める特訓」など)にも活かされてるのかな?
初夜で何かに目覚めたイングリッドとゲオルグに爆笑でした。