幼いときの約束を果たすために、勇気をくれた恩を返すために、父に反対されながらも騎士の道に進んだマローネ。
すべては、第一王女・サフィニアの護衛騎士となるために。
しかし、ようやく護衛騎士の許可を得たものの、門前払いをされてしまいます。
それは、5年前にサフィニアの身に起きた不幸な事故が原因で……。
だけど、何度断られても諦めないマローネ。
その甲斐あって、期限付きでサフィニアの護衛にしてもらえることになります。
が
相変わらず、マローネに出て行ってもらえるように仕向けるサフィニア。
実はそれには理由があって、サフィニアはとても優しい人です。そして、マローネが知らないある秘密を抱えている。
シリアスなシーンもあるけど、純粋にサフィニアを守りたいと行動するマローネの前向きさと明るさで良いバランスになっている作品です。
では、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ
幼い頃助けてくれたサフィニア姫に恩返しをすべく騎士になったマローネ。
いざ専属護衛に願い出るも、母と双子の弟を同時に失くして以来『隠れ姫』として暮らす彼女にすげなく断られてしまう。
それでもめげず、忠犬の如く付きまとうマローネにサフィニアは段々と絆されていき――――?
感想
サフィニアから、どんなに突き放す言葉を言われても絶対にあきらめない(護衛になることを)マローネ。
なぜ、サフィニアが頑なにマローネを突き放すのかと言うと…
マローネを巻き込みたくなかったから…実は、5年前の『事故』は『事件』。
自分(マローネ)の命を守るために母と弟は亡くなってしまった…サフィニアはマローネが母と弟と同じ道を辿ることを恐れていたのです。
王家継承争いもあってシリアスなシーンもあるけど、サフィニアとマローネのお互いを想う素敵なストーリー。
あ、ちなみにこの作品は「百合作品(女性同士の恋愛)」ではありません。
読者は早い段階で気付くと思うけど、サフィニアの秘密は「男性」であること。
それを知っていても楽しめる作品です!!