大人気の作品「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(はめふら)」。
悪役令嬢・カタリナに転生した主人公が、破滅フラグを回避するために奮闘するというストーリーなのですが
持ち前の明るさや素直さで、周りをどんどん虜にしていってしまう(本人は気付いていないけど)!というところがポイントです。
その中には、なんと闇の魔力を使ってカタリナを誘拐した人物までいて…!
その人物の名前は「ルーファス(後にソラ)」。
今回は「ルーファス(ソラ)」という人物から『幸せ』と『不幸』の考え方について書いていこうと思います。
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ルーファス(ソラ)の生い立ち
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親がおらず、物心ついた頃にはスラムの仲間と一緒に暮らしていたルーファス(ソラ)。
名前も持たず(ルーファスはカタリナを誘拐した時の偽名で、ソラは仲間がつけてくれた名前)、その日を必死に生きるためにゴミを漁ったり、盗みをしたりしていたルーファス(ソラ)ですが
ある日、病気の仲間のために薬を盗みに入り捕まってしまいます。
そして、人買いに売られ…後ろ暗い事業を手伝ってきたルーファス(ソラ)。
このように、ルーファス(ソラ)は壮絶な人生を送ってきた人物なのです。
ルーファスの思う『幸せ』とは
これだけ壮絶な人生を送ってきたのであれば、自分よりも裕福な人を羨んだり…反対に自分の置かれている状況を恨みそうですが
なんと、ルーファスは
「むしろ、俺はついてるんだよ、こうして五体満足で生きて今じゃ、こんないい服着て暮らせてる(スラムではまともな服を着ていなかったため)。すごく幸運なことだ」
「外の奴ら(スラム以外)は外の奴ら、俺は俺だろう。知らない奴がどう暮らしてようと関係ないだろ」
と言い切るのです。
ルーファス(ソラ)に見る『幸せ』と『不幸』
周りから見れば大変な環境で生きてきたルーファス(ソラ)。
しかし、彼は自分のことを「不幸ではない」「幸運だ」と言い切っています。
それこそ「幸せ」になる秘訣。
誰かと自分を比べて羨んでも、どれだけ周りが自分をほめてくれても
自分が「幸せ」だと思わない限り、ずっと「不幸」です。
「幸せ」と「不幸」はいつも自分の中にあるのだなと気付かされるストーリーでした。