ジオルドとキースに告白をされたけど、そのことを夢だと思ったり、忘れてきたりしたカタリナ。
そんなカタリナがついに恋愛と向き合うことに(原作(ライトノベル)11巻より)!
今回は、そんなカタリナとカタリナの決意を知ったジオルドとキースの反応、感情を揺さぶられるアランとソラの動揺などについて書いていこうと思います。
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カタリナが告白を忘れたりしたのは、性格ではなく無意識の防衛本能だった!
カタリナがジオルドやキースの告白を忘れたり、夢だと思ったりするのは
カタリナの性格によるものだと思っていましたが、そうではなかったことが判明しました。
そう、無意識の防衛本能だったのです。
8歳の時に前世の記憶を取り戻したカタリナは、自身がゲームの中の悪役令嬢であることに気付きました。
そして、その先が破滅フラグばかりであることも。
破滅フラグの原因はジオルドへの恋心…嫉妬からの嫌がらせで破滅していく運命。
そこでカタリナはこう思ったのです!
カタリナの恋心は破滅へ導く。カタリナは決して恋愛をしてはいけない。カタリナは恋愛をすると狂うのかもしれない。
その思いがずっと心の奥底にあったカタリナは、無意識にジオルドとキースの告白を拒絶してしまっていたのです(その結果、忘れてしまっていた)。
カタリナの決意に一人悶えるキースとジオルド
カタリナを“悪女”だと言い放った見知らぬ人(おそらく、引きこもりのジオルドの叔父)や父からの言葉、そしてジオルドの“恐怖”という言葉に、変わりたい!と思ったカタリナはようやく恋愛に対する自分の気持ちを口にします。
カタリナの気持ちを聞いたジオルドとキース…自分の告白は迷惑だったのでは…?と内心不安だった二人は、カタリナの「恋愛が怖い」という理由にホッとします。
しかし、やっぱりカタリナ!
二人が悶える事態になってしまうのです。
ジオルド目線
カタリナから
「ちゃんと自分の気持ちと向き合って……それからジオルド様の思いにも向き合えるようにします」
と言われて嬉しくなるジオルド。長い長い片思いがようやく少しだけ報われたような…そんな気持ちになっていると
「ジオルド様に告白されて嬉しかったです。こんな素敵な人に好きだって言われてすごく嬉しかったです」
そう言って逃げるように去ってしまったカタリナ。
一人取り残されたジオルドは、あまりにも嬉しすぎて動けなくなってしまいます。
顔を真っ赤にしながら、カタリナの言葉が自分の妄想ではないと確認するように、つぶやく姿が可愛かったです。
キース目線
カタリナから
「自分の恋愛が怖いっていう気持ちにちゃんと向き合って、それからキースの思いにも向き合うから」
と言われて、カタリナに惚れ直したキース。
しかし、そんなキースにカタリナは爆弾を落とします。
「キースに告白された時、嬉しかったよ。こんなに素敵な人に好きって言われて本当に嬉しかったの」
それだけ言い残して「話はそれだけだから」と去っていくカタリナ。
そんなカタリナにキースはこれは夢なのでは?と自分の頬をつねります。
しかし、これは現実。それにようやく気付いたキースは
「うわ~~~~~」
と絶叫するのでした。
その後のキースは、あんまりにも嬉しすぎて一晩中悶え転がることに。
ジオルドも可愛かったけど、キースもかわいかったです笑
カタリナの決意により、翻弄されるソラとアラン
カタリナからの突然の質問に翻弄されるソラ
前世でも恋愛経験がなかったカタリナは恋というものがよくわかりません。
そこで、恋愛経験が豊富なソラに聞いてみることに。
「ソラ、ソラって今まで恋人は何人くらいいた?」
突然のカタリナの質問に目を見開き、怪訝な顔をするソラ。
「色々と思うところがあって恋愛を学ぼうと思って。」
と答えるカタリナ。そんなカタリナに
「それなりにいたことはある」
とソラは答えます。
するとカタリナは
「やっぱり!ソラならあると思った!ソラほどの魅力的な人を世の中の女性が放っておくはずないものね」
そんなカタリナにソラは、今まで好きになって付き合ったことがないことや、今は好きだといういう気持ちがわかること、そしてアドバイスを送ります。
ソラの素敵すぎるアドバイスに感激したカタリナは大満足!
しかし、ソラは…「魅力的」だと言われたことに舞い上がっていました。
そして
「恋愛は学んでするもんじゃない。気付いていたら落ちていて、抜けられなくなってるんだ」
なんていう恥ずかしいことを言ってしまった自分に最悪だ!!と。
カタリナと出会い、初めて人を好きになったソラ。
それなりに女性と経験があるのに、カタリナの前では思春期の男の子みたいになってしまうソラ…そんな自分に呆れながらも悪くないと思うのでした。
切なさ募るアランの反応
カタリナから
「アラン様は恋愛的な好きという気持ちはわかりますか?」
と聞かれて動揺しながらも「わかる」と答えるアラン。
そして、お子様なカタリナにはわからないだろうとカタリナを茶化しますが
カタリナの返事は
「わかりますよ。そのくらい」
カタリナは、アランの言葉にムッとして売り言葉に買い言葉のような感じで返事をしただけでしたが
アランは目を見開き、真剣な顔をしてカタリナに迫ります。
「……わかるのか。それで相手は誰だ?もしかしてジオルドか?お前、ついにジオルドと」
そんな真剣な口調のアランを初めて見たカタリナは、いたたまれなくなり「嘘です」と白状するのでした。
アランもカタリナを密かに(カタリナ以外にはバレバレ)想っている一人。
恋愛とは縁がないカタリナに、どこか安心していたアランでしたが
カタリナの「恋愛的に好きな人がいる」という言葉に現実を突きつけられ、ひどく動揺してしまったのです。
いつかはカタリナのことを諦めなくてはいけない日がくる…
それがわかっていても、もう少しだけと願わずにはいられないアランでした。
まとめ
ついにジオルドとキースの気持ちに向き合う決意をしたカタリナ。
ですが、カタリナのことを想っている人たちは他にもたくさんいます。
アラン、ニコル(+ソフィア)、マリア、メアリ…
他の人たちもカタリナに告白をするのでしょうか。
カタリナが誰を選ぶのか気になるところです(できるなら、各々のハッピーエンドが見てみたい!)。