【ネタバレ感想】「僕の好きなひとはね」って、あなたの惚気は聞きたくありません。初恋を捨てようとしていたのに、デートを申し込んでくるなんてどういうつもりですか?/悪役令嬢? いいえお転婆娘です アンソロジーコミック 2

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「悪役令嬢? いいえお転婆娘です~ざまぁなんて言いません~アンソロジーコミック 2」に収録されてる作品の一つ『「僕の好きなひとはね」って、あなたの惚気は聞きたくありません。初恋を捨てようとしていたのに、デートを申し込んでくるなんてどういうつもりですか?』


あらすじ

不仲だった両親から愛を与えられなかったヘーゼルは、「自分なんかに」と恋に臆病だった。


そんなヘーゼルの好きなことは、恋をしている人を見たり、恋バナを聞くこと。


自分には恋愛なんて必要ないと思ってるヘーゼルだが、幸せそうな人たちの惚気が大好きなのだ。


友人であるダヴィもその一人だった。ダヴィの恋バナを聞いてるだけで幸せだったヘーゼル。


しかし、次第にダヴィの恋バナに胸を痛めるようになってしまい…。



感想

ヘーゼルの両親の抱える事情がわりと重い。例えるなら、漫画ではあんまり描かれないヒロインの取り巻き男子(モブ)のその後のような。


そんな両親に愛されずに育ったヘーゼルですが、ヘーゼルを愛しているヘーゼル姉の言葉やプリンの例えに感動しました。ヘーゼルへの愛や優しさが溢れていて。


そんな姉の言葉に励まされて、ヘーゼルもダヴィに気持ちを伝える決意をするわけですが、泣きすぎて目が腫れたヘーゼルへの一言がひどい笑(母親のせいで鈍感だったヘーゼルはさておき、ダヴィは天然?)!!


ヘーゼルの環境は確かに可哀想だったけど、全体的に可愛い作品でした(ヘーゼルもダヴィも)。