「私たち、政略結婚(予定)ですよね?~どうやら君を好きになってしまったようだ~ アンソロジーコミック」に収録されてる作品の一つ「「君を愛することはない」と突き放してきた旦那様に余命3か月の呪いを掛けてみたら、夢のような溺愛が待っていました」です。
あらすじ
得たいの知れない呪いを使うと恐れられている呪国の姫ベルリアは
魔王の呪いに侵されている隣国の王子ルースと政略結婚をする。
しかし、ルースは冷たく「俺に近寄るな!俺のことは放っておけ!」と。
何もしていないのに、ルースに拒絶されたベルリア。
理不尽な扱いの仕返しとして、ルースに「余命三か月の呪い」をかけるが…!?
感想
「余命三か月の呪い」の呪いをかけられたのに、ルースの思わぬ反応に戸惑うベルリアが可愛かった!!
それをきっかけに、ルースとの距離が近づくわけですが、問題は「本当に余命三か月で死ぬ」こと。
ベルリアが使える呪いは「余命三か月の呪い」だけで、もし解除してしまったら魔王の呪いでルースが死ぬまで苦しむことになる。
その二つを解決するために、ベルリアが考えた「余命三か月の呪い」をかけたまま殺さない方法が見事でした!!
最初こそ、ベルリアに冷たくあたっていた(魔王の呪いにより)ルースが「自分が死んだあともベルリアが幸せでありますように…」と願ったところもよかった!!
これぞハッピーエンドという感じのストーリーでした。