【ネタバレ感想】拝啓十年前の私、その婚約者は浮気王子です。結婚は溺愛して下さる公爵様にしなさい。/不幸令嬢でしたが、ハッピーエンドを迎えました アンソロジー2

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「不幸令嬢でしたが、ハッピーエンドを迎えました アンソロジーコミック 2巻」に収録されてる作品の一つ「拝啓十年前の私、その婚約者は浮気王子です。結婚は溺愛して下さる公爵様にしなさい。」です。

あらすじ

殿下の婚約者・リリシアの元に一通の奇怪な手紙が届く。


それは、十年後の自分からだった。しかもその内容は、


【その婚約者は浮気王子です。結婚は溺愛して下さる公爵様にしなさい】


というもの。


「私は殿下を愛してるし、殿下も私を愛してくれている。浮気王子だなんて、そんなわけない」


と思うリリシアだったが、殿下の浮気現場を目撃してしまう。


怒りにまかせて二人の前に出て行こうとするリリシア。


しかし、それを止めたのは手紙に書いてあった公爵様だった…!



感想

公爵様からの愛に「手紙によると、私は来週殿下に捨てられる。それならば公爵様に乗り換えるのも悪くないのでは」と心が揺らぐリリシアでしたが、それでは殿下と同じだ!と断ります。


なので、手紙にあった通り婚約破棄をされるわけですが、大人しく婚約破棄されるだけではなかった!!殿下への盛大なざまぁにスッキリしました。


しかも、二人がハッピーエンドを迎えるための裏話もあり。まさか公爵様にも未来の自分から手紙が届いてたなんて。というよりも、この結末は公爵様が手繰り寄せたものだったんだなと思いました。