【ネタバレ感想】断罪されている悪役令嬢と入れ替わって婚約者たちをぶっ飛ばしたら、溺愛が待っていました

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あらすじ

交通事故により死んだ主人公は、神から「断罪イベント中の悪役令嬢・アレクサンドラと入れ替わってほしい」と頼まれる。


この悪役令嬢・アレクサンドラは、デルフィーナの魅了魔法によって操られた第二王子たちによって無実の罪で断罪されているのだ。


しかも、同じ人生を5回も繰り返していて、心が壊れかけているという。


心が完全に壊れたら魂ごと消えて無くなってしまう…その前にアレクサンドラを救いたいという神の願いを聞き入れた主人公は、


アレクサンドラと入れ替わり、魅了の魔法に操られている第二王子たちをぶっ飛ばすことに!


しかし、全員をぶっ飛ばし終えたら「変化」が起きてしまい、主人公はアレクサンドラの子供時代からやり直すことになってしまった…!




感想

断罪イベントで第二王子たちをぶっ飛ばすという爽快な始まりからの巻き戻し。


前向きで物理的に強いアレクサンドラが本当にかっこよかったです!「見ていてわくわくする」というアレクサンドラの友人の言葉にすごく共感。それに、


もともと婚約者だった第二王子とは友達になり(婚約者にならない)、魅了の魔法に操られていたヒロインの取り巻きたちとも仲良くなり、その会話がすごく面白くて何度も笑いました。(漫才?コント?みたいで笑)。


すごくみんな仲良くなったから、てっきり「溺愛」は、アレクサンドラがぶっ飛ばしたうちの誰か何だろうと思っていたけど、まさかの第二王子の兄・エンベルト。これがちょっと残念な感じで可愛かったです。執着とか異常な嫉妬とかも良い。


最後の最後まで話が通じないデルフィーナへのスカッともあり、「断罪イベントの記憶を持った者がいた」という「えー」となる事実も発覚して、最後まで楽しい作品でした。