「嫌われ令嬢ですが、ワケあり旦那様と幸せになります アンソロジー」に収録されてる作品の一つ「敏腕公爵様はおとなし令嬢を囲いたい」です。
あらすじ
謎の病により声が出なくなってから、義母と義妹から虐げれるようになったセレスティア。
そんなある日、公爵様から舞踏会の招待状が届く。
義妹や義母から「挨拶もできないくせに、恥さらしになるのでは?」と言われるが、優しい父のために出席を決めたセレスティア。
しかし、声が出ないセレンスティアは義妹のせいで悲しい思いをする。
人目を避け、不思議な色の薔薇が咲きほこる庭で休んでいると、素敵な男性が現れるが…。
なぜかしら…なんだか心が読まれてるみたいで…?
感想
義母と義妹が本当に最低で、特に義妹にイラっとしました!舞踏会でのあの陥れは何なの!?って。
しかも、セレスティアが声を出せないのもすべて義母と義妹が仕組んだこと。
だからこそ、ギルフォードに心を読まれて罪を暴かれた時にめっちゃスッキリしました。
「犯人はお前だ!」とストレートな感じではなく、相手の心を揺さぶって誘導させた?感じがミステリーみたいで面白かったです。