「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック 8」に収録されてる作品の一つ「女神様がやっちまいなとの思し召しです」です。
あらすじ
王太子の婚約者である妹ユーミアを害した悪女として、国外追放されたメイリン。
その二年後、隣国で聖女となったメイリンの元に「我が国の浄化をお願いしたい」と王太子がやってくる。
浄化が必要な都市は五つ…そこでメイリンは王太子にある条件を出す。
「私はカイゼン殿下に五つの質問を致します。それらに正解する度に都市の浄化を致しましょう」
この質問が意味することとは…?
感想
愛する婚約者ジュードのために、王太子への問答を開始したメイリン。
質問をすることで諦めていた過去を正そうと決意したわけです。
一つ目の質問は油断させるためなのかと思っていたら、ちゃんと狙いがあってすごい!!と思いました。
でも、その質問により国内は混乱し、王太子の立場も危うくなり……
呆れるほど素直な人だったから、最後の質問であの態度だったのかな。
本当によくできたストーリーで、最初から最後まで完璧だと思いました。