あらすじ
釣り合わないと理解しつつも、婚約者・カインに恋をしていたヴィヴィアンは
ある日、カインと隣国の第三王女・プリシラと想い合っているという噂を耳にする。
偶然見かけた二人があまりにもお似合いで、その噂が真実なのだと気付いたヴィヴィアンは
婚約者の座を諦めるために、カインに最初で最後のワガママを言うことに。
それは「小説の主人公のように一度でいいから『溺愛』というものをされてみたい」という願いで…。
感想
「不幸令嬢でしたが、ハッピーエンドを迎えました アンソロジーコミック」に収録されてる作品の一つ「冷たいはずの婚約者と『溺愛ごっこ』をしたら甘々すぎて困っています」。
カインがヴィヴィアンのことを好きなのは最初からなんとなく分かっていたけど、それなのになぜ一定の距離を取るんだろうと思っていたら…まさかのまさか笑
叔父の一件があるから、ヴィヴィアンの「溺愛してほしい」には嬉しい反面、頭を悩ませただろうと思います。「どのくらいなら逃げられないのか」って。
カインの溺愛がとにかく甘くてヴィヴィアンは戸惑いますが、実は振り回されてるのはカインの方だというのが面白かったです。
それに、第三王女・プリシラへのスカッとも!!自信があったのにみんなの前で恥をかくはめになり…スカッとしました!!