「訳あり令嬢でしたが、溺愛されて今では幸せです アンソロジーコミック 2」に収録されている作品の一つ「恥を知れ」。
この作品は、訳あり令嬢目線ではなく男性側の目線でストーリーが進みます。
主人公は、陛下の右腕であるカーティス。
自分に言い寄って来る不快な女性たちのせいで
女性に心を開くことができなくなったカーティス…
そんなカーティスを心配した陛下と皇妃から
皇妃の幼馴染を紹介されることに。
乗り気ではないけど、皇帝からの勅命とあれば仕方がないと
皇妃の幼馴染・ルーナと会いますが
なんとルーナは、取り付く島もない冷たい雰囲気で
感情のない声と笑うこともない女性で…!?
という始まりです。
自分によく似た女性を紹介されたことで
自分自身を見つめ直すきっかけとなったカーティス。
次第にカーティスは、ルーナと一緒にいることが心地良いと感じるようになり
正式に婚約を申し込みます。
ルーナも「はい」と嬉しそうに了承しますが
なんとその数日後にルーナから「婚約破棄の手紙」が送られてきて…!
その理由がなんとも切ないというか腹立たしい(ルーナは一つも悪くない)!
本当に信じられない姉でしたが、二人が幸せになれてよかったです。