「虐げられ乙女の幸せな嫁入り アンソロジーコミック 2」に収録されてる作品の一つ「弁えるのをやめた姉姫は、異国の帝に愛される」。
妹のせいで“性悪”と噂され、国中から嫌われていた姉姫。
初恋の人でもあり婚約者でもあった王子を妹姫に奪われ、婚約破棄されてしまった姉姫は、貢物のように遠い大国の後宮に嫁ぐことに。
せめて邪魔にならないように、分を弁えて静かに暮らそうと思っていた姉姫だったが
「蓮華」という名を与えられ、帝から愛されるようになり…
という始まりです。
誰からも愛されないと思っていた蓮華ですが、帝から愛されるようになり幸せな日々を送る……では終わらず、そこに妹姫(本物の性悪)とかつての婚約者が現れるという展開。
王子もようやく妹の本性に気付くわけですが、もう手遅れで妹と一緒に断罪されてスッキリでした。
しかも、勘違いして姉姫を助けようとするなんて、考えが足りないというか…。
そんな二人はさておき、穏やかで紳士な帝が嫉妬したのは可愛かった!!こういう大人げなさは大歓迎です。