「悪役令嬢が婚約破棄されたので、いまから俺が幸せにします。 アンソロジーコミック」に収録されてる作品の一つ「それじゃあまた、午後3時のお茶会で」。
この作品に登場する悪役令嬢・メルテの性格がめっちゃ好きです。
「自分の居場所って誰かに指図されるもの?」とか
自分をちゃんと持っていて、かっこいい。
ただ、そのハッキリした性格のせいで12回も婚約破棄をされています。
剣術の手合わせで婚約者のフォームの乱れを指摘しながらこてんぱに負かして婚約破棄…
婚約者の母親の汚職に気付き証拠をそろえて告発して婚約破棄…
そんなメルテの友人シアンは
メルテの誘いで卒業パーティーに出席しますが
そこで13回目の「メルテの婚約破棄」現場に居合わせてしまいます。
「来なきゃよかった」と思うシアンですが
散々な言われようのメルテに、思わず助け船を出してしまい…
不器用な助け船(メルテ曰く泥船)を出したシアンが可愛かった!
メルテはメルテの考え?算段?があって「婚約破棄を受け入れた」わけですが
それを分かっていてもシアンが動いたのがよかったです。