【ネタバレ感想】親友の裏切りと嘘…「天使だったらよかった」は想像より歪な三角関係サスペンス。

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あらすじ

嘘が恋を呼ぶ――心揺らすサスペンス×ラブストーリー!


あの嘘までは、親友でした。事故で入院した幼なじみ・泰星をひそかに想い毎日見舞う、夏瑚。


一方もうひとりの友達・憂奈は病院にいちども顔を出さなかった。


…憂奈と泰星が付き合いはじめたのは、昨日。親友だった憂奈のウソと裏切り…。


そこに現れた謎の美形男子がささやく。


「夏瑚ちゃん 全部、奪っちゃおうよ」


ひとつの嘘が、青春を変えてしまう…!



感想

少女漫画だから、油断してた。


思ってた以上に、闇が深い。


親友のはずの憂奈に、平気で嘘をつかれて傷つけられて、悪者にされる夏瑚…


本当に憂奈は性格の悪い女なんですが、「なぜそんなことをするのか」がずっと分からず不気味でした。


泰星のことが好きだから、嘘までついて泰星を手に入れたのかと思いきや


夏瑚と先輩が良い感じになったら、今度は先輩に


「先輩が憂奈のものになるなら(泰星と別れてもいい)」


だなんて。どういうこと?


結末あたりでようやく憂奈の闇が明かされるのですが…


夏瑚の「そう……言ってほしいの?あげないよ、恨んであげない。憂奈には何もあげない」という一言は


憂奈にとって「終わり」になったんだと思います。


泰星が憂奈を見捨てなかったのは、愛なのか同情なのか監視なのか。


何はともあれ、夏瑚と先輩がハッピーエンドでよかったです。