【ネタバレ感想】「断頭台に消えた伝説の悪女、二度目の人生ではガリ勉地味眼鏡になって平穏を望む」

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恋人に夢中な夫にただ愛されたくて、悪女となった王妃レティシア。


着飾るために税金を使い込み、夫とお茶をしたかったから悪い商人と繋がって


その結果、レティシアは死刑されてしまいます。


しかし、目を覚ますとなぜか7歳に戻っていて…!?


何も考えずにあんなことができてしまったのは、勉強をしなかったから!


そう考えたレティシアは、目立たないよう分厚い眼鏡の地味ガリ勉となって


平穏な一生を過ごそうとしますが…


という始まりです。


一度目の人生のようにはならないと、勉強に励むレティシアですが


学園の人気者・カミロと再会したことで状況が一変。


なんと、レティシアの素顔を偶然見たカミロが、一度目の人生の記憶を取り戻すのです。


このカミロの一度目の人生のレティシアへの想いも復讐も涙も、すごく切なくて、ロマンチックでめっちゃ素敵。


彼の最期の願いが、時の女神の心を動かしたっていうところも。


あまりに切なくてウルッときてしまいました。


二人には幸せになってほしいけど、不穏な空気が(元夫と元夫の愛人)…


では、長くなりましたがあらすじと感想を書いていきますね。


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あらすじ

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王妃レティシアは断頭台にて処刑された。


恋人に夢中の夫を振り向かせるために、様々な悪事を働いて――


結果として、最低の悪女だと謗られる存在になったから。


しかし死んだと思ったはずが何故か時を遡り、二度目の人生が始まった。


「今度の人生では恋なんてしない。ガリ勉地味眼鏡になって平穏に生きていく!」


一度目の時は遊び呆けていた学園生活も、今生では勉強に費やすことに。


そんなある日のこと、レティシアはとある男子生徒との出会いを果たす。


彼の名はカミロ・セルバンテス。のちに竜騎士となる予定の学園のスーパースターだ。


前世では仲が良かったけれど、今度の人生では底辺女と人気者。当然関わりなんてあるはずがない。


それなのに色々あって彼に魔法を教わることになったのだが、練習の最中に眼鏡がずれて素顔を見られてしまう。


そして何故か始まる怒涛の溺愛! 囲い込み!


え? 私の素顔を見て一度目の人生の記憶を取り戻した?


「ずっと好きだった」って……本気なの!?



感想

「人生やり直し」作品は、自分だけが一度目の記憶を持っていて


別の人生を歩む(フラグ回避)パターンが多いけど


この作品には、記憶を取り戻すトリガーがあるという絶妙な設定が。


つまり、レティシアを処刑した元夫もその愛人も記憶を取り戻す可能性があるということ。


まだ、原作(ラノベ)1巻しか出ていないけど、ラストで元愛人が動き出したから


めっちゃハラハラです(元夫の方も不穏だし)。


うん、二人には盛大なざまぁ展開を希望。


そして、レティシアとカミロには幸せになってほしいです。


カミロのレティシアへの気持ちが過去も今も、本当に一途で切なくて。


カミロの過去だけで一冊が終わったとしても、読んでよかったと思えるほど感動しました。