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悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック 4の作品の中の一つ「騎士国最恐令嬢による剣と拳と恋愛術」の連載版。
主人公は、学業も武芸もトップクラスのオリビアです。
ただ、オリビアはもともと口数も少なく感情を表に出すことが苦手なため(無言無表情)周りから恐れられていました。
そんなオリビアにはある悩みが。
それは、婚約者・ルークに「婚約者としてどう振舞えばいいのか…」というもの。
悩んだすえ、オリビアは父親に相談することにしますが、なんと返事は
「夕日を背に殴り合うのが一番」
こうして、オリビアは“勝者の願いを叶える”という条件付きで
ルークに決闘を申し込むことに…!?
という始まりです。
拳で愛を語りあった父と母のように、ルークと仲良くなるため決闘を申し込んだオリビアですが
ルークが願ったのは「婚約破棄」。
というか、自分を見下している冷酷女・オリビアも婚約破棄を願っているのだろうと思っていました。
しかし、勝者・オリビアが願ったのは「街でデートというものをしてみたい」で…(ルークの困惑がすごかった笑)
このデートをきっかけに、ルークはオリビアのいろいろな表情に気付くことになるのですが
あることをきっかけに、ついに自分の本心と向き合うことになります。
揺れ動くルークの心、オリビアに特別な感情を持っている従者・ブライトの切なさ
オリビアの可愛さ、安定のオリビアの父のアドバイス…
短いながらもしっかりとしたストーリーで面白かったです♡