トラックに轢かれて死んだ恵と魔獣によって死んだリア。
同時刻に死んだ二人は女神から「世界を浄化するために協力してほしい」と頼まれます。
しかし、女神の世界で生きていたリアには女神の力は付与できない…
そこでリアは、自分の体を器として恵にリアとして生きてほしい、そして世界を救ってほしいと願います。
リアとして生きることになった恵。
世界を浄化するためには、恵(リア)の心が満たされること…
幸せになることが世界を浄化すると聞き、恵(リア)は大好きな花を育てることに…
という始まりです。
まず「幸せな気持ちで満たされることが世界を浄化する」という世界観が素敵(聖女を描いた作品でこれが前提にある作品って見たことありません)。
主人公、リア(恵)にとって、心が満たされるものが花なのですが
リア(恵)の育てた花の役割というか、どうやってそれが浄化に繋がるのかな?と思っていたら
なかなか面白い設定でした。
リア(恵)も、リアに関わる騎士団長たちも、女神さまも本物のリアも
みんな良い人で基本的にはほのぼの。
だけど、見るからに悪役のわがまま王女が登場するので(嫌がらせしてきそう)
どう回避するのか見ものです。
では、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ
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高校生の恵は、花屋の手伝いの最中にトラックに轢かれ命を落としてしまう。
目覚めた恵の前には、異世界の女神アウレオラが立っており、恵のそばにはもう一人の少女・スーリアがいた。
彼女はアウレオラの創った世界の人間で、危険な魔獣に襲われて命を落とし恵の横にいるのだった。
アウレオラは恵に、魔獣のいる世界を浄化してほしい、そのためにスーリアとして転生してほしいと乞う。
浄化の方法は「好きなことをして、幸せになること」!
「花が好き」だという恵(スーリア)にアウレオラは「花を育てて、心が満たされれば幸せになれる。
そうすれば世界が浄化できる」と告げて彼女を異世界へ転生させる。
目覚めたスーリア(恵)は「聖女」として崇められ、育てた花は「奇跡の花」としてもてはやされることに。
二度目の人生を謳歌すべく、今日ものんびりと花を育てて過ごすスーリアは本当に世界を浄化できるのか……!?
感想
リアの育てた花に浄化の効果があると気付いたアルたちは
リアに「花を王宮で育てないか?」と提案します。
でも、王宮で育て始めたことによって
同じ名(リア)をもつ悪役王女に見つかってしまうことに。
リアを見つめる目が本当に悪い微笑みで恐ろしいです。
悪役女王はアルのことが好きそうなので
アルがリアのことを気にかけているのも許せなさそう。
リアの花が悪役女王さえも浄化したら面白いなと思いました笑