【ネタバレ感想】悪役令嬢(仮)の奮闘 異世界転生に気づいたので婚約破棄して魂の番を探します

読み終わって初めて「魂の番」というタイトルの意味に気付きました。


なるほど、そういうことか!!すごい、面白い!!


ストーリーを少し書くと(また後にも触れるけど)…


主人公はギャレット殿下の婚約者・レベッカ。


自分(レベッカ)の婚約者と親密だと噂されているシャーロットの


「明日はいよいよ断罪イベントだ~」


という言葉で前世を思い出します。


ここは乙女ゲームの世界。自分は悪役令嬢で、最悪死刑になる!!


だけど、シャーロットと直接対決するまでこのゲームは終わらない。


そこで、レベッカは


シャーロットの断罪イベントをへし折って、こちらから婚約破棄をする「ざまあ返し」をすることに…!


という始まり。


前世の記憶を取り戻す=フラグ回避が多いけど


この作品の「前世の記憶を取り戻すこと」には、もう一つ意味があるのです(もちろん断罪イベントの対策もできるから、回避の意味も少しあるけど)


では、あらすじと感想を書いていきますね(ネタバレあり)


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あらすじ


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「断罪イベントだ――確かに彼女はそう言ったのね?」


『月の姫』こと侯爵令嬢レベッカ・ハワードは卒業式前夜、前世を思い出した。


どうやらここは、聖女候補の男爵令嬢シャーロット・シルバをヒロインとする『乙女ゲーム』の世界らしい。


シャーロットの狙う第二王子の婚約者は……自分?


つまりレベッカは『悪役令嬢』のポジ?


前世の愛しい夫の事を思い出したからにはこんな婚約なんて無理。


ましてや死刑や凌辱エンドなんて冗談じゃない!


レベッカ・ハワード、17歳(中身還暦)。『断罪イベント』を『ざまあ返し』で粉砕し、婚約破棄をもぎ取って田舎に引っ込みます!


……ってあれ?社交界デビューのダンスのお相手が「彼の方」って、まさか??


乙女ゲーの世界に転生したアラフォーの『断罪イベント』から始まる異世界“番”探し!



感想(ネタバレあり)

婚約者であるギャレット殿下に恋心は特にないし(前世の夫を愛してるし)、シャーロットと好きにしてくれればいいと思うレベッカですが、だからといって自分が冤罪となるわけにはいかない。


レベッカの性格から断罪イベントの「ざまあ返し」を期待していたけど


これは期待以上!レベッカの頭の良さ(回転の早さ)が伝わる最高のシーンでした!シャーロットがバカすぎたと言えなくもないけど笑。


さて、実はギャレット殿下はシャーロットのことなど愛していません。だけどレベッカとは婚約破棄するつもりでいました。


それはなぜか…


なんと、ギャレット殿下は兄・イーサンとの約束を守るために、レベッカを絶対に逃がさずに…そして数年後には婚約を解消する計画を立てていたのです。


レベッカを逃がさないように婚約者として関係を続けて、時期を見て婚約解消?


どういうこと?と思っていたら…秘密があった!!


その秘密が「前世の記憶」とタイトルの「魂の番」に繋がります。


そういったミステリーぽいところや、様々な人の視点で描かれているため内容が掘り下げられているところが、この作品の魅力。


めっちゃおすすめです!