いくら殺されるからといって「媚びる令嬢」ってなんかヤダな…と思いつつ
暇だったから読んでみたら、好感が持てる「媚び令嬢」でストーリーも面白かった!
嫌いな感じの媚び方だったら、試し読みで止めようと思っていたのに
結局最後まで読んでしまいました笑
少し、ストーリーを書くと(また後でも書くけど)
主人公は、婚約者であるオーウェン(乙女ゲームのラスボスで攻略対象)に殺される運命のモブ令嬢リリアン。
リリアンが殺されたのは「オーウェンの地雷を踏んだ」という理由なのですが
リリアンはどうしても、その地雷が思い出せない!!
それなのに、ゲーム通りオーウェンと婚約することになってしまったリリアンは
殺されないようにオーウェンに媚びまくろう!!と決意しますが…
という始まりです。
本人は媚びようとしているけど、根がすごく素直なので
媚び方?媚びるまでの勉強(過程)?に好感が持てました。
媚びるけど嘘は言わないというリリアンのポリシーも好き。
ストーリーもコメディ要素が多く楽しめました。
では、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ

通学中に交通事故に遭った私は、乙女ゲームのモブ令嬢リリアンに転生したのだが……
乙女ゲームのラスボス兼攻略対象でもある、婚約者オーウェン公爵に『地雷を踏まれた』という理由で1年後に殺されてしまう。
地雷の内容が全く思い出せないので、地雷を踏んでも殺されないように全力で媚びるしかない!?
と、オーウェン様への必死の媚び媚び生活を始めたはずが、逆に溺愛されているようで――!?
感想
殺されないように「全力で媚びよう」とするリリアン。
媚びるために、オーウェンの好みの女性を知ろうとしたり、胃袋を掴もうと料理の修行をしたり…
ただただ「媚びる」のではなく、ちゃんと相手を知ろうとするところに好感でした(媚びることを忘れるところもかわいい)。
リリアンにとって「媚びるための行動・殺されないための対策」であっても
妖狐の血を引いている「色」のせいで人から恐がられていたオーウェンにとって
素直でまっすぐに自分を見てくれるリリアンは癒しの存在に(いや、もともとかな)。
前世の記憶持ちならではのすれ違いはあるものの、ほのぼのとした素敵な作品でした。
そして、感情が高ぶると狐になってしまうオーウェンが可愛いかった!!