主人公は、嫉妬から「聖女・モモ」を陥れようとした第一皇子レッドリオの婚約者である「悪役令嬢・クロエ」。
その数々の悪行によりクロエは修道院に送られることになります。
クロエのことが嫌いで婚約破棄を望んでいる（そして聖女・モモとの婚約）レッドリオ。
クロエに出された条件「改心できなければ公爵家を勘当」で
クロエとの婚約を絶対破棄するために「本性を暴く！」と
クロエを監視することにしますが…
という始まりです。
聖女モモの親衛隊が悪役令嬢のその後を監視するという斬新な設定。
その設定に惹かれて読んでみたけど、なにこれ、ストーリーがすごく面白い！！
設定がすごく活かされてる！！
悪役令嬢ものは、だいたい最初の方で「実は転生者で、このストーリーを知っている」パターンが多いのに
この作品は違うから
余計にクロエの思惑が読めない、本性が分かりません。
監視によるクロエの違和感もモモへの違和感も、謎が多くて引き込まれます。
漫画から入りましたが、あんまりにも気になって原作も読んでしまいました。
では、あらすじと感想を書いていきますね。
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あらすじ
異例の異世界「のぞき見」ファンタジー！
カラフレア王国第一皇子レッドリオの婚約者である悪役令嬢クロエ＝セレナイトは、聖女モモを陥れようと神聖な聖女像を汚したことがバレ、辺境の修道院に追放されることに。
もともとクロエを嫌っていたレッドリオはこれを喜んだが、改心したら再びクロエが戻ってきてしまうという。
「そんなことは絶対させないぞ！」と魔法でクロエを徹底監視することにしたレッドリオだが、クロエは予想外の行動で……？
感想
「身に覚えのない罪」パターンが多い悪役令嬢ものの断罪。
クロエは本当に悪いことをしてたから
本物の悪役令嬢なのかと思っていたけど
親衛隊やクロエの護衛だけではなく読者も戸惑うほど別人に笑
そんなクロエを監視する第三者目線で物語が動いていくわけですが
次第に感じ始めるクロエやモモへの違和感と明らかになる真実…
こんなに引き込まれるストーリーだと思っていなくて
気が付いたら２時間ほど経っていました（原作で）笑
