子供の時に、禍野で拾われたろくろ。
それ以前のことは、何も覚えていないろくろですが
双星の陰陽師 26 巻で、婆娑羅である「修多羅」と「足羽」がろくろの幼少期を知っていることが明らかになりました。
28巻で足羽が登場し、ついに修多羅と足羽との関係が分かったわけですが、それと同時にろくろの正体も(修多羅と足羽の息子ではない)…。
では、修多羅と足羽との関係やろくろの正体について順に書いていこうと思います。
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ろくろは誰から生まれた?ろくろの正体と修多羅の役目
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陰陽師に拾われるまで夙谷で育ったろくろ。
それまでは、修多羅と足羽がみんなに隠れて育てていました。
そもそも、なぜろくろは夙谷にいて修多羅と足羽に育てられることになったのでしょう。
それはろくろの正体に関わること。
実はろくろは「安倍晴明の細胞と呪力から造られたクローン」なのです。
ろくろを含めたクローンたちは、夙谷に流れつきそして殺される。双星の二人を会わせないために。
その赤子のろくろたちを殺す役目を担っていたのが修多羅でした。
しかし、そんな日々に辛くなってきてしまった修多羅は、ついに助けてしまうのです。
修多羅を見て笑った赤子のろくろを。
そして、子宝に恵まれなかったこともあり
妻・足羽とともにろくろを育てることにしたのです(みんなには隠して)。
ろくろの記憶を消した修多羅。親子の会話に涙
ろくろの陽の呪力が大きくなり、これ以上隠しきれなくなった修多羅と足羽は
ろくろを泣く泣く上層階に捨てることに。
その前にろくろの記憶を消さなくてはいけません。
この時の修多羅とろくろの会話が泣ける。
修多羅「俺たちは本来相容れるこのない種族同士。これからお前に儀式を施す……夙谷のことを全て忘れる儀式だ……恐いか?」
ろくろ「…はい…でも、私がもし…いつか何かのキッカケで夙谷のことを思い出した時…その時は必ずお父さんとお母さんと共に暮らせる方法を探したいです。その時は、また…夙谷へ、お父さんとお母さんに逢いに来てもいいですか…?」
修多羅がろくろを捨てたことを後悔していたことも、ろくろのことを思い出さない日はなかったことも泣けます。
最後に呼んだ「お母さん」
ろくろは修多羅と足羽と暮らしていた時に「吉平」と呼ばれていました。
ろくろが夙谷を去る時に、足羽は言います。
足羽「吉平…修多羅と3人で暮らしてた時のあんたの名前よ。最後に……名前で呼ばせてくれないかい…」
ろくろ「ははは、俺には勿体名前だっ」
足羽「行っておいで、吉平!絶対に生きて帰って来るんだよ!?」
ろくろ「ありがとう…あなたもどうか健やかに。お母さん!」
まとめ
ろくろと修多羅、足羽の家族の記憶やろくろの正体について書きましたが
28巻では、「なぜ、御魂が夙谷にあったのか」「無悪の計画」についても描かれていました。
無悪は危険な思想の男です。