【ネタバレ】無悪の狙い、そして地獄と化した土御門島「双星の陰陽師24巻」あらすじ・感想

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禍野で発見されたのは、6日間も行方が分からなくなっていた陰陽師4人。


しかし、彼らは記憶がないといい……


それこそが無悪の狙いでした。


地獄と化した土御門島…たくさんの死。


では、あらすじと感想を書いていきますね。


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あらすじ


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記憶がない?禍野で発見された行方不明だった4人

6日前から行方不明になっていた隅田小隊が禍野で発見される。


それは、生還は絶望的だと思われていた隅田隊長を含む小隊4名だった。


助け出された4名は目立った外傷もなく健康そのもの。


実は、それが問題だった。


通常、禍野では並みの呪力を持つ陰陽師の活動限界は1~2時間のはず。


さほど高くない呪い力である4名が、1週間近くも禍野にいて無傷で帰還するなど起こり難いことなのである。


しかも、4人全員が何が起こったのか覚えていないという。


【呪禁物忌】(20年前に土御門島を襲った術)を疑った十二天将・申芸は4人の即刻処分を促すが、


有主の温情で4人は病院に監禁となった。


しかし、総力を上げて原因を探るも一向に解決の糸口は見つからず…


有主は…


無悪の狙い

解決の糸口が見つかり、明日ろくろの力を借りることになった有主。


そんな有主の元に悪い知らせが入る。


「逃げ出した!!?」


なんと


病院にいたはずの4人が逃げ出したというのだ(4人はこのまま殺されるかもしれないと思っていた)。


知らせを受けた有主は急いで4人を探しに向かおうとするが、そこに一人の少女が現れる。


それは、逃げ出した4人のうちの一人だった。


一度は仲間と共に逃げ出したのだが、思い直して病院へ戻ろうと思っていたそう。


その前に有主に伝えたいことがあるとやってきたのだ。


「…実は私たち本当はあるんです。禍野にいた時の記憶…」


まさか、記憶を消されていない……!!?催眠術を使っても何も分からなかったのは記憶を消されたのではなく、読まれないような呪がかけられていたということ……!?何で…何のために…!?


少女の話を聞き困惑する有主。


しかし、衝撃だったのはそれだけではなかった。


「教えて下さい。誰なんですか…?あなた達に呪をかけたのはどんなケガレですか……?」


「人型……婆娑羅です…顔はハッキリ見えなかったけど……短い黒髪。でも根元は真っ白の……細身の婆娑羅…」


まさか……まさか…無悪が生きていた………!?


じゃあ今回の件は全て無悪の策略…!?


しかし、例え無悪が生きていたとしても禍野から現へ術を作用できるはずがない。


こちらだけで完結する発生条件があるはずだ。


時限式以外で…もっとシンプルな発生条件が……!!


……!!まさか……


発動条件に気付いた有主。


しかし時すでに遅く――…!!


ついに泰月楼までもが!地獄と化した土御門島

無悪の狙い通り、土御門島は地獄と化した。


恐ろしい数のケガレの出現と婆娑羅が10体以上。


そして、ついに現状を把握して統率していたはずの泰月楼が落とされてしまう。


これ以上の非道は「許すまじ」と十二天将たちは立ち向かうが…。


そんな中、紅緒の元にある婆娑羅たちがやってくる。


「お迎えに上がりました。穢れの姫」


感想

術をかけられてた4人の惨い死に方…まさかの発動条件でした。


しかし、気付いた時には時すでに遅し。あの鈩までボロボロに。


あ、そういえば…あらすじに登場した「呪禁物忌」は清弦と紫の出会いのきっかけとなった出来事でもありますね(紫の兄を清弦が始末した話)。


「清弦と紫の出会い」はこちら


この話、切ないけど清弦の違う一面が見れてすごく好きです。