もし違う方法があったのなら、悠斗の最期はあんなにも悲しいものではなかったのかもしれない。
20巻には悠斗の真理について描かれていました。そして、天馬が士門の両足を切った理由…。
では、あらすじと感想を書いていきますね(ネタバレあり)。
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あらすじ
「石鏡悠斗の真理…を見た。」
悠斗との戦いで悠斗の過去を見た紅緒。
自分が知っている「兄・化野悠斗」とろくろが知っている「友人・石鏡悠斗」は別人かもしれないと語るのだった。
壊れてしまった兄を見つめ
「本当に憐れで…救いようのない……男だ」
と涙を流す紅緒。
しかし、「どんな事情があろうと悠斗がしてきたことは許されることではない」と、ろくろは答える。
そして、悠斗の前へと降り立ち――…
「来いよ、悠斗。お前の気が済むまで付き合ってやるぜ。そんでその時は一緒に清弦に怒られてやるよ」
その言葉には、幼少期に清弦から教えてもらったある想いが込められていて――…。
一方、戦いの場に現れた「士門」の姿を見て、天馬は顔を歪める。
「何のために両脚を奪ったと思っているんだ!!俺の計画を台無しにしやがって…」
実は天馬にはある計画があったのだ。それは、この戦いで死ぬ予定だった士門を守ること。そして、もう一つ――…。(引用元:助野嘉昭「双星の陰陽師」より)
感想
清弦のお寿司を食べたのはろくろでしたか笑
あの時、ああしていればよかった…とかこうしていれば何か違っていたのかもしれない…後からそう思うことって日常でもありますよね。
何でも一人で実行できる人ってすごいなと思いますが、実はそれは弱さなのかもしれないと思う話でした。
誰かに自分の弱さを見せられる人の方が実は強いのかもしれないですね。
さて、大陰として目覚めた紅緒ですが、そのために重罪を犯しています。
そのことをろくろに話さなければ…と思いつつも、今までの関係が壊れてしまうことに、恐怖を抱く紅緒。
真実を知った時のろくろの反応に注目です。(引用元:助野嘉昭「双星の陰陽師」より)