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「訳あり令嬢でしたが、溺愛されて今では幸せです アンソロジーコミック」に収録されている作品の一つ『姉が駆け落ちしましたので。』。
その中でもこの作品が一番スカッとしました!
主人公は王太子妃に選ばれた姉の陰で、両親に手をかけられずに育ったエリザベス。
わがまま放題の姉・アナベル(両親が甘やかしたせいで)のフォローをしつつ
大好きな本を読んで暮らす毎日でした。
そんなある日のこと…
両親とアナベルが王太子とのお茶会に出かけた日に
ある男爵がエリザベスを訪ねてきます。
名前も聞いたことのないダンストン男爵にエリザベスは戸惑いますが
彼も本が好きということで、楽しい時間を過ごすのでした。
その後も、ダンストン男爵と交流するエリザベス。
しかし、事件が起こってしまいます。
なんと、わがまま姉・アナベルが
王太子の婚約者でありながら他の男性の子を妊娠してしまったのです。
そのうえ、父親の話も受け入れずに家を出ていってしまい…。
王太子を裏切った罪で貴族籍も剥奪かもしれない、そうしたらもう彼(ダンストン男爵)には会えない…と悲しむエリザベスでしたが…。
こんな感じのストーリーです。
本当にわがまま放題の姉・アナベルでしたが、落ちぶれに落ちぶれてスカッとしました!
そして、エリザベスはダンストン伯爵と幸せになりますが、実は王太子。
でも、姉・アナベルが王太子とお茶会をしてる時に会っていたはずなのに何故?というところも上手く描かれていてよかったです。