
「悪役令嬢にハッピーエンドの祝福を!アンソロジーコミック」に収録されている作品の一つ『悪役令嬢、物語の冒頭で死ぬ伯爵の未亡人になろうとしたのに、伯爵様が死にません』。
その中でもこの作品が一番好きです。
自分が物語の悪役令嬢だということに気付いた主人公・ローズマリー。
本当なら、第二王子との婚約破棄&国外追放になる予定ですが
婚約破棄回避?ざまぁ?そんなの無理と
物語の冒頭で死ぬ予定のイルグ伯爵との結婚を望みます。
父親に土下座で懇願してやっと願いが叶うものの
なぜかイルグ伯爵が死なない!?なぜ?なぜ?
というストーリーです笑
何度か戦争っぽいことも起きて、そのたびに出兵しているのに
あっさり終わらせて帰ってきたり(お土産付き)、敵国の皇子と友達になって帰ってきたり…
未亡人になるはずだったのに、なぜ!?と思うローズマリーですが
その理由もちゃんと描かれています。
イルグの世界がバラ色になってしまったから笑
おそらく、ローズマリーに出会わなければ予定通り死ぬはずだったのだと思います。
短編なのに、ヒロインのその後も描かれていて本当にすごい!