「訳あり令嬢でしたが、溺愛されて今では幸せです アンソロジーコミック 4」に収録されている作品の一つ「婚約破棄された悪役令息に「大丈夫?おっぱい揉む?」と言ってしまった私の顛末」。
最初は、なんていうタイトルなの?笑と思ったけれど
ストーリーはなかなか面白かったです。
主人公は、伯爵家令嬢・シエナ。
幼馴染で初恋の相手・グレゴリーの婚約破棄&断罪を目撃したシエナは
グレゴリーが無実であると信じて、グレゴリーの後を追います。
ようやく、ベンチに座るグレゴリーを見つけますが
その後ろ姿があまりにも寂しそうで…
そんなグレゴリーを元気づけたいと思うシエナ。
男性が喜びそうな言葉って何かしら…悩むシエナの頭に浮かんだのは兄の言葉でした。
大好きなグレゴリーのためなら、多少の恥はかき捨てられると
「大丈夫ですか?私の、むっ…胸でも揉みますか?」
と声をかけますが
グレゴリーの反応は想像もしていなかったのもので!?
という始まりです。
グレゴリーの婚約破棄は、グレゴリーや陛下たちの計画通りということだったのですが
そこには温情があって、「スカッ」というよりも「良かったね、悪王妃」という珍しいパターンでした。
それに、紳士的に見えたグレゴリーが意外にも…で笑
「さっきは揉む?ってきいてくれたじゃないか」
って紳士が言うのはギャップ萌えでした(合言葉になってしまってたし)笑